指導日記

講道館、安田学園で柔道の指導をしている高野のブログです
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柔道の専門家に告ぐ 嘉納治五郎

創刊期の雑誌柔道より。
師範は、柔道の専門家とは3種類に分類できると書いておられる。
第一に、今日の柔道を一層完全なものに仕上げようと研究に従事する人(現在はそういう人はいないかな?講道館の先生?)、第二に体育の方面とか、精神修養の方面、または攻撃防御の方面とかに就いて攻究し、あるいは教授することを職業とする人(大学の先生や警察の師範とか?)。
第三に多数の学校や道場で実際に教えている人(中高の先生や、道場の先生など)。
ここで師範は、第三の多くの道場などの先生に、柔道指導に当たってのあり方を説いておられる。
第一に大事なことは、初心者に怪我をさせぬことはもちろん、苦痛を感じさせないようにしなければならないと。
初心者は、怪我をしないまでも痛かったり苦しかったりすると稽古をやめてしまうからだと。子供は子供、大人は大人なりに細心の注意が必要だと。
それには、指導方法を工夫し、自分の努力を惜しまぬようにせよと書かれている。そして、興味を起こさせるべく努力しなければならないとも書かれている。
そして、練習相手が適当であるかなどにも気を配り、何よりも危険を回避することに注意しなければならないと。
精神面では、稽古をまじめに取り組ませることにより、社会生活全般においてもまじめな態度を取れるようになるものである。
なので、教師は威厳を持って生徒がまじめに稽古に取り組むような人間でなくてはならない。
教師に威厳が無いと、生徒は不行儀になり、無駄話をしたり遊んでしまったりするものだと。柔道の技、知識はもちろんのこと人格的にも認められるよう修行努力し続けなければならないと。

初心者をたたきつけて怪我させてしまったり、亡くなってしまったり。
生徒が言うことを聞くようにするために、暴力や暴言をはなったり。
現代の柔道指導者にも師範が警告してくださっていますね。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 22:42 | comments(0) | - |
大人のための柔道講座 2012
 新年おめでとうございます。
って、もうすぐ2月ですが。。。

最近マイブームの技をご紹介します。
まずは得意の相手を前に引き出しての大内刈をかけます。
過去に紹介していると思いますのでご参照ください。

この大内刈りがだんだんばれてくると、相手が刈られるほうの足を前に出さなくなってきます。
刈られるほうの足を前に出さないということは、必然的に反対側の足が前に出ているということです。
しかも重心はそっちに傾いているはずです。
そこで払い腰に切り替えます。

〜蠎蠅鯀阿飽き出し、大内刈りの仕掛けをします。
∩蠎蠅足を出さない場合は、刈足をいったん畳について、払い腰に切り替えます。

この両方の切り替えでしばらくは投げることができるでしょう。

ベテラン投手がインコースとアウトコースのボールの出し入れをするかのごとく、右左、内外の出し入れをしてみましょう。
相手の動きをよく観察し、予想することで乱取りが面白くなるでしょう。




| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 21:54 | comments(1) | - |
大人のための柔道講座 「大内刈=捨て身小内」
 皆さんこんにちは。大人のための柔道講座です。
うだるような暑さで柔道のことなど考えられない今日この頃ですね。
ましてや稽古なんてもってのほか。熱中症で死んでしまいます。

今回は、先日、講道館の補習科と安田の中学生に教えた大内刈のことを書きます。

僕は大内刈が得意なのですが、以前から思っていることがあります。
それは、「大内刈=捨て身小内」
ということです。
ちゃんと言うと、僕は左組みなので、左の大内刈は、右の捨て身小内と同じ、ということです。

とはいっても、僕は捨て身小内はやりません。産まれてこのかた一度もやったことがありません。
なぜなら、相手の腕が顔に当たるのが嫌だからです。

さて解説します。
僕が得意とする大内刈は、相手を前に引き出して掛けるものです。
大内刈を掛けるときは、相手を後方向へ崩します。前に崩れている相手にはかかりません。
前に引き出しておきながら、後ろへ崩す。
何か矛盾しているようですが、これがポイントです。
引き出す大内刈をやる人をよく見かけますが、上手くいかない場合はたいてい相手を回しこもうとしていて、しっかり後ろへ崩していないからだと思います。
相手の足は前、上体は後。
この崩し方をマスターしてください。
コツは、左右の手首を上手く利用し相手を仰向けにするようなイメージで(文章では難しい)。
和紙を作るときに水からすくうような感じ。とでも言うのでしょうか・・・
そして、崩したときに、普段打ち込みで作っている形(大内刈の打ち込みをやるとみんなやる胸を合わせる形)を作ること。
そのとき横から見ると、相手の体は後に傾き、それと平行に自分の身体は前に傾いています。
捨て身小内も同じですよね。
相手は後傾、自分は前傾。
相手は後に傾いていても、自分はまっすぐ立っている人が多いです。これだと足を引っ掛けて回すような大内刈になって失敗します。

受けは、大内刈と捨て身小内、同じ投げられ方だと思います。

顔が気にならない人は捨て身小内。きれいな顔を保ちたい人は大内刈。
一度身につけてしまえば、いつまでも使える技です。
初老の僕でも高校生を投げてます。

ではまた、柔道講座でお会いしましょう。

| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 17:01 | comments(3) | - |
大人のための柔道講座 解説編
 皆さんこんにちは。
大人のための柔道講座です。

今回は、試合を見ているときに解説を求められた場合、どう答えるのがよいかというお話をいたします。

柔道経験のある方ですと、少年柔道などの試合のときでも、ご父兄や、周囲の人から「今の試合はどうだったんですか?」的なことを聞かれることがあるのではないでしょうか。
そんなとき、皆さんはどのように答えてますか?
特に、判定で決まった試合などは、回答に困ることもあるのではないでしょうか。

そんなときには以下の事を頭に入れておくとよいでしょう。

 〇兩が良いかどうか。
姿勢が良いか悪いかの見分けは、大体見れば判ると思います。
「あの子は姿勢が良いから伸びるよ・・・」なんて事を言うと、それっぽいです。

◆ヽ櫃影┐欧犬磴覆い。
技がきちんと投げようとしているものかどうかの見極めです。
技数は多くても、どう見ても投げられる技ではない場合をよく見かけます。
「約束練習なんかやると良くなるんじゃないかな・・・」なんて事を言うと、さらに指導者っぽいです。

 前に出ているか。
気持ちが弱く、どうしても後に下がってしまう子がいます。
「つり手を上げて、前に圧力をかけるといいよ・・・」なんて事を言うと、テレビの解説者っぽいです。

ぁゝ擦単発になっていないか。
得意技ばかりの単発で、なかなか相手が崩れない場合があります。
「足技を使って、技をつなげたほうがいいね・・・」
「反対側の技も一つ使えるようになるといいね・・・」なんて事を言うと、一流の解説者っぽいです。

ァ.丱織丱燭靴舛磴辰洞回りしている。
少年柔道でよく見かけます。
実力は上なのに、なかなか技が決まらない感じ。
「相手を良く見て、自分の技がかかる体制のときに掛けるといいよ・・・」なんて事を言うと、出来るなって感じがします。

そのほかにもいろいろあると思いますが、ポイントとしましては、決して偉そうにせず、サラッと言うことです。
常に試合を見ながら、「あの子はもう少しこうすればいいのに」「そのためにはこういう練習が必要だね」、的なことを考えるようにしましょう。

これであなたも解説上手の仲間入りですね。

次回の柔道講座でお会いしましょう。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 08:44 | comments(3) | - |
大人のための柔道講座 久しぶり編
 最近色々な人が見られているようで、僕ごときが柔道の技術的なことを書くなんてと控えておりましたが、安田の中高生に教えている技術を一つ紹介します。

柔道の投げ技は、「相手をひきつける」「胸を合わせる」などの技術を必要とする技が多いと思います。
大外刈や、内股、払い腰、だいたいそうですよね。

しかし、力の強い相手や、体の大きな相手との対戦では、なかなかそうはいかないものです。

そこで、今日紹介するのは「膝車」です。

膝車は柔道を習いたての頃に、誰しもが習って練習した技だと思います。
ところが、中高生もそうでしたが、やらせてみると意外とへたくそでした。

以下に簡単にポイントをまとめます。

 ^き手側の足でかける。
これは、つり手側だと、上げた足を相手に取られるからです。
また、相手が手を畳に付くという安全面からも注意が必要です。
どうしてもつり手側の足が得意な場合は、かける時に、つり手を襟から袖に持ち替えましょう。
とくに、大人が子供にかける時は注意してください。

◆〜蠎蠅竜咾、出てくる瞬間を押さえる。
相手の脚が出てしまってからでは遅く、前足を後ろ足が越える前にかけます。
このタイミングは非常に重要です。

 かける足は、膝小僧よりも上。
膝小僧より下にかけると、相手は膝を曲げてかわせます。
膝小僧の少し上を押さえるようにするのがベストです。

ぁー分の身体は、垂直に。
かける際に、相手を引き出そうとして、自分も後方に崩れてしまいがちです。
自分の足の長さと、相手との間合いを計算し、後方に一歩後退してかけます。
そうすれば、自分は垂直に立ったまま、相手だけが前方に崩れています。

以上のポイントに注意して乱取で使ってみてください。
膝車は、力の強い相手をひきつける必要もなく、返されるリスクもありません。
相手を投げられなくとも、充分崩すことはできると思います。
膝車で崩しておいて、体落などの他の技につなげることが重要だと思います。

さあ、あなたも膝車で柔道の技の理合を体感しちゃいましょう!

次回の柔道講座でお会いしましょう。(たぶん)




| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 08:44 | comments(14) | - |
大人のための柔道講座 初級編 「リズム」
皆さんこんにちは。
大人のための柔道講座です。
かなりサボっておりましたが、気にせずやりたいと思います。

今回は、「リズム」について取り上げてみました。
スポーツでは、「リズム良く」や「リズムを保って」などということを良く耳にします。
ところが柔道では「リズムを狂わせる」ことが大事だということです。

例えば、小内刈の場合。
約束練習で、相手に足を出したり引いたりしてもらいます。
自分もそれに合わせて、対面の足を出したり引いたりします。
リズム良く相手と呼吸を合わせて何度か出したり引いたりします。
社交ダンスなどでは上手く呼吸(リズム)を合わせないと相手の足を踏んでしまいます。
さて、小内刈で投げるには、相手の出てくる足が畳につく寸前を刈らなければなりません。
相手と呼吸が合っていると、相手の出す足が畳につくときに、自分の引き足も畳につきます。それから刈り足で刈っても、相手は畳に足をつけていて技は決まりません。

ここで、リズムを狂わせなければなりません。
技を掛けるときにだけリズムを狂わせます。相手に合わせて動かしていた足を、そのときだけすばやく動かし相手の出す足が畳につく前に、自分のひき足を引いてしまい、刈り足で刈る。という動きが必要です。

これは他のどの技にも言えることで、「リズムを狂わせる」ということが相手の「体を崩す」ということになるのではないでしょうか。

そんなことを考えながら乱取をしてみると、技を掛けるのがもっと面白くなるのではないでしょうか。

技を掛けるときにリズムを狂わせるのは結構ですが、飲み会での暴言で人間関係を狂わせないよう注意しましょう。

| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 22:53 | comments(11) | - |
大人のための柔道講座 中級編 「内股すかしに来る相手を投げる」
皆さんこんばんは。
大人のための柔道講座です。
ずいぶんご無沙汰しております。

今日は、内股についてです。
内股をかけると、相手はどのようにして対応するでしょうか。
身体を開いて引き手を切る人。
腰を落としてこらえる人。
タイプは色々だと思いますが、「内股すかし」を狙う人も少なくないと思います。
特に軽量級で、反応のよい選手は内股すかしを得意としていたりします。

今回は、この「内股すかしを狙っている相手を内股で投げる」をお送りします。

映像は、内股に対して「内股すかし」で対応する選手との乱取の様子です。
あえて内股ばかりかけています。
前半は、普通に内股をかけて、相手にすかされています。
後半は、内股すかし対応の内股に変えています。
ただ相手も疲れていて反応が悪くなっているので、空振りしているのがわかります。
最後は決まりましたが。


では、解説します。
内股すかしはたいてい喧嘩四つの相手にされることが多いです。
相手は、自分に近いほうの足を上げてさばいて、すかそうとします。
そのとき、自分に遠いほうの足、片足立ちになります。
その片足立ちになった足を跳ね上げるようにします。

形的には払い腰に近いです。
映像での相手が反応していないときの空振りは、払い腰の失敗のような形ですね。

意外と簡単ですので、やってみてください。
内股すかしを狙っているなと思ったら、この方法で投げましょう。
さあ、あなたも内股透かしに来る相手を、バンバン内股で投げましょう。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 21:27 | comments(15) | - |
大人のための柔道講座 上級編 「あいさつ」
みなさんこんにちは。
大人のための柔道講座です。
ずいぶん久しぶりのような気がしますが、気にせず参ります。

今日は、上級編ということで「あいさつ」をお送りします。

みなさんは、道場で「すごく有名で偉い先生」がいらっしゃったときどうしますか?

こちらは当然その先生を知っていても、むこうは自分のことなど知るはずもないという状況です。

講道館では、そういう状況は頻繁に起こります。
夕方から2時間もいれば、10人くらいはそういった先生にお会いするでしょう。

そういうときは、躊躇せずに挨拶に行きましょう。

はじめのうちは、普通に「こんにちは」だけでいいでしょう。

だんだん慣れてきたら、「先生!こんにちは」と「先生!」をつけてみましょう。
これは、まるで『自分はその偉い先生の弟子』のような錯覚をまわりに与えます。

挨拶をされて悪い気分になる人はおりません。
そもそも、まったく面識がなくても挨拶はするべきですし。

もっと慣れてきたら、先生を見つけたときに「○○先生だひらめき」と独り言を言って、先生のほうへ向かいましょう。
これはさらに『弟子感』がアップする高度なテクニックです。

以上をさりげなく出来るようになれば上級者の仲間入りですねイケテル

ただし、ごくまれに「君は誰だっけ?」ってお聞きになる、ものすごい偉い先生がおりますので注意してください悲しい

そのときはある程度の自己紹介が出来ないといけません。
「通りすがりの者です」
くらいでは許されませんので、心して挨拶してください。
ちなみに僕は「少年部指導員のたかのです汗」といいましたが・・・
さすがに今は大丈夫だろうなしょんぼり・・・

さあ、あなたも道場で皆さんに挨拶しちゃいましょう!
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 12:49 | comments(27) | - |
大人のための柔道講座 中級編 「巴投げ」
みなさんこんばんは。
久しぶりの大人のための柔道講座です。
今日は最近のマイブームであります「巴投げ」をお送りします。

軽量級の選手は、ほとんどの選手が使うと思いますが、たまに中量級以上の選手でも使う人を見かけます。昔で言えば、中村均選手など上手かったです。

僕は、高校1年生の夏の合宿で、コーチに来られた筑波大学生のコーチに教えていただきました。その方は、元60以下級の強化選手で現在は講道館の職員をされています。M井M博先生とでも呼んでおきましょうか。

それでは解説します。
投の形の巴投げは、つり手側の足で掛けます(右組なら右足)が、一般的に試合などで見かけるのは引き手側の足(右組みなら左足)でかけるものがほとんどです。今回の巴投げも、僕は左組みですので右足で掛けております。

,泙此引き手側斜め後方へ移動しながら引き手つり手の両方を使って相手を崩します。

▲織ぅ潺鵐阿鬚呂って、右足が畳につくはずの瞬間を、畳につけずに振り子のように利用して相手の体のできるだけ真下に入れるようにかがみこみます。

A蠎蠅梁咾侶襪嗅椶里△燭蠅魃βの指の付け根の辺り(かかとのほうでは効果が無い)で蹴り上げるようにしながら、引き手で弧を描くようにして相手を一回転させます。

では、動画でご覧ください。





ポイントは、タイミングを見ながら崩す際に、相手の足(自分の引き手側の足)が一歩前に出ているというところです。足が下がっているときに掛けると、その足を前に出して防がれてしまいます。足が出てから掛ければ、もう出す足はありませんので、あとは投げられるだけです。

以上のことをふまえながら、巴投げをやってみてください。
意外に簡単ですので大きな相手でもなげられますよ。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 21:25 | comments(8) | - |
大人のための柔道講座 中級編 「大内刈」
皆さんこんにちは。
大人のための柔道講座です。
いや〜少年柔道にかこつけて「大人のための柔道講座」をすっかりサボっておりました。
今日は久しぶりにお送りしたいと思います。
今日は僕の得意技であります「大内刈」を解説します。

技の解説の前に、なぜ僕が大内刈が得意になったのかをお話しますと、
中学の同級生に石井という無口な男がいました。色白で見た目はイタリア人のような顔をしているにもかかわらず、ほとんど話をしないという本当に不気味な男でした。
その石井の得意技は「大内返し」でした。ほとんどの試合を大内返しで一本勝ちします。
その大内返しは強烈で、背中を畳に叩きつけられて息が止まるほどでした。
僕も乱取りではいつも大内返しを食らってました。
どんなに返しを狙っていることがわかっていても返されてしまうのです。
普通なら、大内刈を掛けなきゃいいのですが、それでは負けたような気がして悔しいのでどうやったら石井を大内刈で投げられるかをいつも考えてました。
石井の返しは、ものすごくタイミングがよく、こちらの体が少し開いて足を掛けようとする瞬間に返されます。
それほど大柄ではないものの、腕力が強く、極めがうまかったのです。

そんな不気味な石井を投げるために練習したのが以下に解説する大内刈です。

特に変わったことはない普通の大内刈なのですが、注意する点は

ー分の顔は相手の顔の左側(左組みなので)に寄せる
体を開かずに、左右の肩をまっすぐにする(左肩が前に出ないよう注意する)
B膤梓△魄媼韻気擦
ご足は上に上げない

の4点です。
´△梁里魍かないということが返されないための最重要点です。

これで、石井を大内刈で投げるようになったら、石井はしばらく練習に来なくなってしまいました。
「どうしたんだよ、石井」
「・・・・」
「大内返しが破られたからか?」
「・・・・」
「お前いないと試合負けちゃうから、こいよ」
「わかった。そのかわり他のヤツらにはけんじの大内刈教えないでくれよ」
「わかったよ」
また石井は練習に出てきました。
でも、石井がいない間に、僕のやり方をみんなに教えていて、その練習をしていたのは言うまでもありません。

| 高野 賢司(たかの けんじ) | 大人のための柔道講座 | 14:47 | comments(9) | - |
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