昨日、講道館にて全日本柔道形競技会が行われました。
前日に、審判の基準作りのための模擬演技が行われるのですが、指導員を中心に各形の模擬演技が行われました。
昨年は世界大会の模擬演技で投の形をやりましたが、今回は、講道館護身術でした。
同じく指導員の福地先生(皇宮警察)とペアでやらせていただきました。
二人は9月に昇段試験を一緒に受けた仲です。
お互い時間が合わず、当日1時間前に集合して練習しましょうということでした。
集合して軽く練習していると、翌日競技会に出られる各地区の代表の先生方が練習しています。色々な形をやられておりますが、その中の護身術をされている組を見ますと、僕らのものとはまったく違いました。
何がというと、「スピード」「極め」「迫力」そんなところでしょうか・・・
受取の息がぴったりで、当身は本当に当たるのではないかというくらい行ってますし、極めも本気で参ったしているように極めています。
この時点で、意気消沈し、やる気がまったくなくなります。
そして、審判の5人の先生をプログラムで確認すると、な、なんと、「小俣幸嗣」大先生がおられるじゃないですか。
しかし、逆に過去にほめられた記憶がないので、まず相当なダメだしを想定し開き直りました。
そして、挨拶した後「先生に教わったとおりにやります!」とジャブを放ちます。
すると、「おまえには教えていない」と言われました。
そんなこんなで2回演技をし、自分で感じていたことをそのまま審判の先生方に言われ、2度と模擬演技には参加したくないという気持ちでロッカーに引き上げました。
最後に小俣先生と
小「昇段試験で練習しただけなんだって?」
た「はい」
小「何段だ?」
た「六段です」
小「誰にも言うなよ」
と言う会話で別れました。
あまりにもしょぼいので、動画はアップしないでおこうかと思いましたが、せっかくなので恥を忍んでのせさせていただきます。
悪い例として参考にしていただければ幸いです。
順番だけはあっています。