夏休み最後の日、川口市で「YAWARA杯争奪柔道大会」に両国倶楽部で参加してきました。
両国倶楽部の団体戦デビュー戦です。
低学年(1.2.2.3.3)高学年(4.5.5.6.6)女子(12.34.56)と、幼年個人の部に参加しました。
低学年は、コウセイ(1年)カナタ(1年)ソウジロウ(2年)アイ(3年)イオリ(3年)。
高学年は、ユタカ(4年)ハヤタ(4年)タスク(5年)チカト(6年)ソウマ(6年)。
女子は、ユリナ(2年)アヤメ(3年)。
以上が団体戦のオーダーです。
幼年個人の部は、コウタ(年長)です。
ビデオカメラを忘れていき、携帯のカメラも調子悪いので、映像が残っておりませんが、文章力でカバーします。
まず高学年がいきなり第一試合です。
地元の道場のBチームと。
みんな緊張して顔色が悪いです。
アップの時点で、周りに圧倒されて無口になっています。コウセイは貧血で真っ白な顔になってました(><)
そのムードを、先鋒ユタカが一掃します。
豪快な大外刈りで有効を取り、そのまま袈裟固めで一本勝ちです。
この男、普段はおちゃらけた次男坊ですが、勝負強さを持っています。
続く、ハヤタは攻めながらも取りきれず引き分け。
中堅、タスク。見た感じ楽に取れるかと思いきや、意外に苦戦。先に投げるも有効を取ってもらえず、逆に倒されて有効を取られます。
しかしここからあきらめずに粘り、大内刈りで有効を取り返し、引き分け。
1−0で6年生二人にバトンが渡されましたが、相手のほうがかなり上かなという雰囲気。何とか分けに持ち込めればという気持ちでした・・・
まず副将は、春の区民大会は足の指を骨折して不参加だったため、この試合が初試合のチカトです。
相手は小柄だが茶帯を締めて強そうな感じです。
しかし、ここでニューヒーローが誕生します。
中盤もつれたところを、冷静に上手く相手を極めて袈裟固めで一本勝ちします。
目頭が熱くなりました。大将戦を残して、両国倶楽部団体戦の初戦を勝利したのです。
思わず市川先生とガッチリ握手しました。
ソウマは返されてもいいから思い切って行ってこいと送り出すと、指示通り思いっきりぶん投げられてきました。
ということで高学年は一回戦を2−1で勝利しました。
そして2回戦。
なんと、相手は。。。。。
春日柔道クラブ
そう、講道館でいつも指導している面々です。
コウタロウ、アオキ、ナオキ、コウヘイ、マサヤの5人です。
今日の監督はショッシーこと小志田先生と新藤さん。
整列前に子供たちに、まず挑発しておきます。
「ぶっ潰してやる!」おやゆびを下にして・・・
みんな笑ってます。
次に、整列時に監督席に向かって同じことを・・・
観客席から富ママたちが爆笑してます。
まあ、パフォーマンスはこのくらいにして、試合に入ります。
うちの子たちもどのくらいなもんなのか、前からちょっと気になってました。
春日の子たちに勝てるわけはないけど、どのくらいやれるのかな、なんて。
甘いです。全員合わせて1分もかからないくらいの秒殺です。
いや〜。春日強いです。
試合後に、「春日強かった?」ってきくと、「めちゃくちゃ強かった」って。。。
「そりゃ毎日のように、強くなりたいと思って稽古しているんだから、お前たちがかなうわけがないよ」といいました。
「頑張って稽古すればお前たちもああなれるよ」とは言いませんでした。
試合してみて、意識が違うことを教えられて、自分で気がつくかどうか。
これまでは楽しく柔道をやってきました。
これからも、そうありたいと思ってます。
でも、今日の経験で、強くなりたいと思う子が出てくるような気がします。
自分でそう思わなければ本当の気持ちではないですよね。
というわけで、高学年は春日の巨大な壁の前に塵のように散りました。
でも、この経験はきっと今後に生かされると信じてます。
低学年、女子、幼年の部へと続きます。