指導日記

講道館、安田学園で柔道の指導をしている高野のブログです
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マカオ紀行4
大会初日。20才以下のジュニア部門が行われる。
会場は大きな体育館で、立派な国際大会だ。



各階級、10人程度の出場者で、決勝まで入れて3試合といったところだ。
今大会は13カ国の出場で、韓国、中国、台湾あたりが強敵と言える。
ただ、各国とも練習を見る限りでは鍛えられており、油断はできない。しかも国際大会は何が起こるかわからないので、自分のペースで最初から全力で行くよう指示した。
韓国チームは、韓国の全国大会で2位か3位の高校が単独で参加していた。
我が日本チームは安田学園の高校生に、最近卒業した大学生を3人加えた7人の参加である。初日は、−60、−66、−73、−81、100超の5名である。
−66で初戦に韓国選手に敗れてしまい、敗者復活戦にまわるが、それ以外は無事一回戦を突破する。緊張は見られたものの、流石に大学生は力の違いを見せていた。
二戦目で、−73が地元マカオチャンピオンに敗れて、やはり敗者復活戦にまわる。
大学生3人は、二回戦も勝利し決勝進出を果たす。特に−81は、韓国選手を一本で破り、事実上の決勝戦をものにした。
敗者復活戦にまわった高校生は、−66は初戦を抑え込みで勝ち上がるも、3位決定戦で中国人選手に指導1で惜しくも敗れた。
−73は、序盤に有効を取られてしまい、その後も攻めきれずに敗者復活戦初戦で敗退した。
4人リーグの100超は2勝同士の決勝戦を午前の予選ラウンドで行ってしまった。中盤、韓国選手に有効を奪われ、指導2を取り返すも、新ルールのためポイントにはならずに敗れてしまい銀メダルとなった。
昼休憩を2時間ほど挟み、オープニングセレモニーの後、決勝戦が行われた。
−60は韓国選手、−81は地元マカオチャンピオンが相手だ。
−60は、開始早々組み勝って攻め込み、中盤に一本背負いで一本勝ちした。
−81は、長身の相手で大外の掛け合いのようになったが、中盤、袖釣り込腰で一本勝ちした。
すっかり日の丸のことは忘れていたが、スタッフが用意していてくれたおかげで表彰式の一番高いところに日の丸が上がり、感動した。
大会初日は、金メダル2、銀メダル1であった。



ちなみに韓国は、金メダル4(−55、−66、−90、100超)、銀メダル1(−60)、銅メダル1(−81)であった。
日本対韓国の直接対決は、2勝2敗であった。
勝ち負けはともかく、全員3試合づつ出来たことは大きな経験であった。
明日は16才以下のユース部門。
日本からは−66、66超の2名が参加する。
夜は、マカオの会長にディナーのお誘いをいただき、香港の岩見先生、マカオの伊志嶺先生、香港、シンガポールの方、マカオ会長のご家族と共に、ラスベガスのようなホテルの日本料理店でご馳走になった。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 17:44 | comments(0) | - |
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