指導日記

講道館、安田学園で柔道の指導をしている高野のブログです
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お弁当

鶏肉のトマト煮を作りました。
みんな身体が大きくなってきています。
寒くなって来たので、おでんもいいですね。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 10:25 | comments(1) | - |
マカオ紀行5
大会二日目。今日は二人とも金メダルが期待される、というよりも必須であろう。
−66の佐藤は、台湾、中国を一本で破り、韓国との決勝へと駒を進めた。
66超の池田は、初戦の韓国を指導1で破った。二回戦は、185センチ100キロ以上はあると思われる台湾選手を警戒していたが、その選手が棄権したため、スリランカの選手との二回戦を制し、インドネシアとの決勝を迎えた。あのアップ時の台湾選手の激しい打ち込みは一体なんだったのだろう。池田があんなに必死で「相手の払い腰を、腰をひねって受ける練習」をしているのを初めて見たが、今回まったく必要はなかった。
インドネシアチームの応援は「イ〜ンドネシア!」チャッチャッチャチャチャチャ(拍手)と盛り上がっており、女子も金メダルをとっていた。日本チームも隣に座っていたため、一緒に「イ~ンドネシア!」チャッチャッチャチャチャチャと楽しんでいた。どちらかというと我々の方が盛り上がっていたくらいである。
それを知らない池田は、「インドネシアやりにくいな」とつぶやいていたらしい。
そして決勝戦。
−66は、圧倒的な強さで、技有り、有効、技有りと取り、合わせて一本勝ちであった。
66超は、辛めのジャッジで一本はとってもらえなかったが、内股で技有りを奪い優勝した。
日本の応援席から「イ〜ンドネシア!」チャッチャッチャチャチャチャが聞こえていたのは言うまでもない。
この日は2人とも金メダルで終わることができた。



そして夜は、選手関係者全員によるパーティーが盛大に開かれた。
会長の挨拶に始まり、各国の歌で盛り上がった。
我が日本チームは、上を向いて歩こうを歌い、アンコールで世界に一つだけの花を歌った。韓国チームは、Kポップでカッコ良く決めていた。メダル数も歌もやられた感じで、AKBにしとくんだったと悔やまれた。


ジュニア世代の若い選手達はすんなり溶け込んで、国境を越えた交流も貴重な経験となったことだろう。「イ〜ンドネシア!」チャッチャッチャチャチャチャをいつまでもやってるインドネシアが若干うざかったが…
日本チームは各国の写真攻めに会い、モテてると勘違いしていた。男子校の彼らは大いに楽しんだことだろう。
おわり

| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 08:02 | comments(1) | - |
マカオ紀行4
大会初日。20才以下のジュニア部門が行われる。
会場は大きな体育館で、立派な国際大会だ。



各階級、10人程度の出場者で、決勝まで入れて3試合といったところだ。
今大会は13カ国の出場で、韓国、中国、台湾あたりが強敵と言える。
ただ、各国とも練習を見る限りでは鍛えられており、油断はできない。しかも国際大会は何が起こるかわからないので、自分のペースで最初から全力で行くよう指示した。
韓国チームは、韓国の全国大会で2位か3位の高校が単独で参加していた。
我が日本チームは安田学園の高校生に、最近卒業した大学生を3人加えた7人の参加である。初日は、−60、−66、−73、−81、100超の5名である。
−66で初戦に韓国選手に敗れてしまい、敗者復活戦にまわるが、それ以外は無事一回戦を突破する。緊張は見られたものの、流石に大学生は力の違いを見せていた。
二戦目で、−73が地元マカオチャンピオンに敗れて、やはり敗者復活戦にまわる。
大学生3人は、二回戦も勝利し決勝進出を果たす。特に−81は、韓国選手を一本で破り、事実上の決勝戦をものにした。
敗者復活戦にまわった高校生は、−66は初戦を抑え込みで勝ち上がるも、3位決定戦で中国人選手に指導1で惜しくも敗れた。
−73は、序盤に有効を取られてしまい、その後も攻めきれずに敗者復活戦初戦で敗退した。
4人リーグの100超は2勝同士の決勝戦を午前の予選ラウンドで行ってしまった。中盤、韓国選手に有効を奪われ、指導2を取り返すも、新ルールのためポイントにはならずに敗れてしまい銀メダルとなった。
昼休憩を2時間ほど挟み、オープニングセレモニーの後、決勝戦が行われた。
−60は韓国選手、−81は地元マカオチャンピオンが相手だ。
−60は、開始早々組み勝って攻め込み、中盤に一本背負いで一本勝ちした。
−81は、長身の相手で大外の掛け合いのようになったが、中盤、袖釣り込腰で一本勝ちした。
すっかり日の丸のことは忘れていたが、スタッフが用意していてくれたおかげで表彰式の一番高いところに日の丸が上がり、感動した。
大会初日は、金メダル2、銀メダル1であった。



ちなみに韓国は、金メダル4(−55、−66、−90、100超)、銀メダル1(−60)、銅メダル1(−81)であった。
日本対韓国の直接対決は、2勝2敗であった。
勝ち負けはともかく、全員3試合づつ出来たことは大きな経験であった。
明日は16才以下のユース部門。
日本からは−66、66超の2名が参加する。
夜は、マカオの会長にディナーのお誘いをいただき、香港の岩見先生、マカオの伊志嶺先生、香港、シンガポールの方、マカオ会長のご家族と共に、ラスベガスのようなホテルの日本料理店でご馳走になった。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 17:44 | comments(0) | - |
マカオ紀行3
マカオの気候は暑いは暑いが、日本の夏とさほど変わらない。しかし街中は埃っぽい感じと車の排気ガスであまり綺麗ではない。
二日目の朝、ホテルでビュッフェ式の朝食を済ませ、調整稽古までの間にロビーでこれを書いている。
部屋ではWIFIが繋がりにくいので、ロビーというわけだ。中国人観光客?が多く、ホテルのロビーとは思えないほどやかましい。
試合会場はホテルのすぐ目の前で、暑い中、香港やインドネシアチームが屋外でトレーニングしている。
我が日本チーム(といっても安田学園チームだが)はというと、エアコンが効きすぎるホテル内で稽古までの時間をのほほんと過ごしている。
同じ時間帯に練習する韓国チームはすでにロビーで待機している。道衣に刺繍してあるハングル文字が強そうだ。
表彰式用の日の丸を用意していなかったので、午後から調達にいかなければならない。
最悪シーツにトマトケチャップだな…

大会前日の調整練習を終え、昼食をとりに観光がてら街に出た。
前述した日本の夏と変わりないというのは撤回で、日差しと湿気が半端なく、5分も歩くと戦意喪失した。
15分ほど歩いただろうか。喧騒と雑踏を足して3倍したくらいのごちゃごちゃした人混みと、生ゴミのような異臭が所々漂う街中に、8人の日本人柔道家がうろついていた。
日本でも見かけるショップが居並ぶ街並みだが、レストランが見当たらない。歩けど歩けどレストランが無い。
全員汗だくで、何でもいいから見つけたら入ろうと。
やっと見つけた中華っぽい店にはいるが満席。しかし他にないので、終わっていそうな席の客に圧力をかけ退席を促す。
しばらく待って席につけた。みんな喉がカラカラでなのに出されるのは熱い水。いわゆる白湯だ。マカオスタイルなのか…
無事昼食を済ませ、ドローが有るので、選手を街に残してホテルに戻った。帰りに別の道を通ったら、遺跡や、アメ横のような食べ物街があった。プチ迷子になりながらホテルに戻る。


ドローが終わり対戦相手も決まり、いよいよ試合気分が盛り上がってきた。
夜のウェルカムパーティーは主催側と審判員、各国コーチが出席した。
シンガポールから審判員で参加している2名が私のことを形のチャンピオンと知っていてくれて、色々楽しく話をさせていただいた。
しかし、席が隣になった韓国チームの監督は一言も話しかけてはこなかった。勝負はここから始まっていた。
明日は20才以下のジュニア部門。
日本からは大学生3人を含む5人が登場する。






| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 13:48 | comments(0) | - |
マカオ紀行2
香港からフェリーを乗り継ぎマカオ入りした。

マカオの港で迎えがくるのが1時間遅れたが、ほぼ問題なくホテルに到着。
その後、IDを作成したり、柔道衣にゼッケンを縫い付けたり、スケジュールの説明を受けたりした。
食事代を主催者側からいただいたのだが、8人分で1,600パタカ(マカオの通貨)、日本円にして20,000円くらいだろうか。
こんなんで足りるのかという不安はあるが、まあ仕方がない。
夕食はホテルの周辺の適当なレストラン(と呼べるのかどうか)に入った。
メニューは漢字なので何と無く想像で注文。麺はハズレで、韓式石鍋飯的な、ようは石焼ビビンバは当たりだったようである。会計は全部で286パタカ。パタカと言いにくいので、奴等は286マカオと呼んでいた。だいたい日本の半値くらいな感じで、これなら1,600マカオの食事代でも何とかいけるのかな。
旅の疲れと、一人で外出する気力もないので、ここは日常的な寝不足を解消するチャンスと、セブンイレブンで買ってきた青島ビール(500缶で8マカオ、120円くらい)を飲んで10時に就寝。
明日は11時から調整稽古。
16時からドロー。
18時半から大会初日のジュニア組計量。
19時から各国コーチ出席のウェルカムパーティー。
ちゃんとした国際大会なのだなと改めて認識した。
出場は13カ国で、韓国、中国、台湾は強いとのこと。なんとしても全員金メダルで帰りたいものだ。
それにしても、繋いだWIFIにポケフレとかいう出会い系サイトのメールが100通以上着ている。退会手続きをしたのだが(入会した覚えは全くないが)相変わらず送られてくる…










| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 08:24 | comments(0) | - |
マカオ紀行
7月18日、マカオ国際ジュニアユース柔道大会参加のため、選手7名を連れて羽田発JAL便は香港へと旅立った。
まず、最初の懸念事項は、無事チェックインして飛行機に搭乗できるのだろうかということであった。
成田に行ってしまうのではないか、羽田も国際線に来るだろうか、初めて海外に行く者も少なくなく、なかなかの心配事であった。
しかしそんな不安もよそに、7人の選手は羽田空港国際線ターミナルに集合した。一部両親に連れられて…
そもそも、今回の旅は、主催者側の日本の選手を出場させたいという意向が有り、マカオ在住の伊志嶺先生のご紹介で、安田学園が推薦され実現したものである。
日程的に金鷲旗と重なるため、重量級のメンバー以外と、近年卒業したジュニア世代の大学生を交えての選手編成となった。
16才以下のユース2名と、20才以下のジュニア5名の試合になるが、はたしてどんな事件が待っているのか…
機内での映画「コドモ警察」が、ことの他面白かったのは予想外の収穫であった。つづく。


| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 00:52 | comments(0) | - |
晃輔がちょっと減量なのでヘルシー弁当。
気合を入れておきました。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 10:15 | comments(1) | - |
秋田のお母さん

だいたいこんな弁当喰わせてます。
飯は3人で5合です。
たまに食べさせたいものとかあったら言ってくださいね。
お母さんの味には程遠いでしょうが、雰囲気だけは出せるかと思います。
ハタハタとかしょっつるとかナマハゲでしょうか?
ネットでレシピを勉強します。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 19:27 | comments(2) | - |
お母さん代り

秋田から中学1年生が二人入学した。
高1に上がったこうすけの分と合わせて弁当を3つ作る係りを買って出た。

親もと離れて頑張るこの子達を弁当と柔道の指導で強くしたいと思う。
米はもちろん秋田こまち。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 09:11 | comments(0) | - |
全日本ジュニア
本日、埼玉県武道館にて全日本ジュニア選手権がありました。
安田学園からは、55キロ以下級に宮川選手が出場しました。
東京予選は2位通過でしたが、今日は強さを見せつけ優勝しました。
今年は世界ジュニア選手権がないので出られませんが、今後はジュニアの強化選手として国際試合に派遣されることでしょう。
先日の全中3位の佐藤君に続き全国での活躍ラッシュとなりました。
来週のマルちゃん全国でまた中学生が暴れてくれることを期待しています。
そして来年の全国高校選手権に出られるよう頑張ります!

| 高野 賢司(たかの けんじ) | 安田学園 | 22:40 | comments(1) | - |
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