指導日記

講道館、安田学園で柔道の指導をしている高野のブログです
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ケープタウン紀行 最終回
何十時間もかけてたどり着いた世界ジュニアの畳。あっという間に終わってしまった。これを無駄にするも、経験として今後に活かすもシャーの努力次第だと思う。
女子の重量級は二人とも技有りを先行されてから終盤寝技での逆転勝ちであった。最後まで諦めずに攻めまくっての勝利は見事であった。ただ、どちらの技有りも一本あったように思えたが。。。

終了後出口先輩に退場させられた事を話すと、先輩も初日にさせられたとのこと。今大会で試験的に、コーチはマテがかかっている時にしか発言してはいけないというルールがあったらしい。抽選の時に説明されたとの事であるが、まだ着いてなかったから知るはずもない。
これまたいい経験だ。
そんなルールが出来たら高体連の監督は全員退場だ。

現在ケープタウンからドバイへの機内。隣の男の体臭が少し気になるが、我慢して綴っている。
何の娯楽もなく(行っていないだけだが)、治安の悪い(特に被害にあったわけではない)南アフリカ。これでユーラシア、北米に続く3つ目の大陸を制覇した。残すは南米とオーストラリア、そして南極。
来年の形世界選手権はブラジルと聞いている。オーストラリアはいつか旅行でもするだろう。南極は、、、ドラマでみよう。
帰国したら何を食べようか。今回は街で食べたチキン以外、全部ホテルのバイキング。一品たりとも変化はなかった。
終わり。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 02:16 | comments(2) | - |
ケープタウン紀行 その5
大会最終日。いよいよ100キロ級である。我らがシャーフセイン・シャーの登場だ。アップ会場で打ち込み、組みてを繰り返す。日本代表浅沼選手と軽く挨拶。長倉君もシャーに激励の言葉をくれた。
初戦の相手はロシア人選手。右の払い巻き込みをyoutubeの映像ではよくかけていた。対策はバッチリだ。

さあ、柔道衣コントロールを受けて入場口へ向かう。隣には日本代表女子78キロ級の選手が。選手よりも担当コーチの出口先輩が気になる。学生時代すごく可愛がってもらった優しい先輩だ(とブログには書いておこう)。シャーにも「頑張れ!」と声をかけてくださり、我々のテンションもMAXに。

そして試合開始。前半なかなか釣り手が届かず思うように組めない状態。相手に奥を持たれ、首抜きのような形で片襟になる。しばらくこれを繰り返す内に、片襟からの強引な大外で技有りを取られてしまった。頭を下げるなとの指示をコーチ席からしていると、主審が何やらこっちに向かって言っているではないか。ゼスチャー付きで。
?、出て行けと。。。
退場ですか? そんなに大きな声で叫んだりはしていないはずなのに。
仕方がないので外から観ていたら、低い背負い投げで技有りで合せ一本負けを喫してしまった。シャーの世界ジュニアは2分ちょっとで幕を閉じた。
試合もさる事ながら、コーチも退場させられるとは何とも後味の悪いものであった。

100キロ級は浅沼選手を準々決勝で破ったキューバ選手が優勝した。シャーに勝ったロシア人選手も勝ち上がり銅メダルを獲得した。ジュニアといえどもこの辺りのクラスはどの選手も強豪で素晴らしい試合内容であった。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 02:15 | comments(0) | - |
ケープタウン紀行 その4
はじめての南半球である。ここである実験を試みた。湯舟にお湯をため入浴した。そして入浴後浴槽のせんを抜き水が流れて行くのを観察。そう、北半球と南半球では渦の向きが反対であるのかという実験である。結局渦が小さくてどっち巻なのかは確認できなかった。ネットで調べたら、台風などの大規模なものは自転の影響を受けるが、水が流れ落ちる時の渦などはその場所の環境などによりどちらにもなるそうだ。ちょっとがっかりな南半球実験だった。
もう一つは、南十字星の観測である。しかし、夜の外出は危険なので部屋のベランダから空を見上げた。大した星空ではなく、冬の東京の方がまだ見えるのではないかというさらに残念な結果だった。

4日目は準決勝からの雰囲気をみようと16時までに会場入り。稽古はホテルの道場でした。この日は男子81、90、女子63、70だった。修徳の長倉君が出場する。会場入りしてお疲れ気味の審判員、高橋進先生と雑談し、審判の傾向などを教えてもらった。


これまで日本人好調ですねと話していたら、今日は誰か負けてたよとの事。長倉君だった。それでも敗者復活を勝って3位決定戦に登場した。東京都第一支部から2人出場しているのだからたいしたものだ。しかし、残念ながら絞め落とされてしまい敗れてしまった。あの長倉君が負けるなんてやっぱり重量級の外国人は強いのだと改めて思い知らされた。
ホテルに帰ってyoutubeでシャーのグループの選手たちの動画を研究した。何度もチェックし、傾向と対策は万全である。念のためベルギー日本人コーチの菊池先生にも確認した。
メダル、行けそうな気がした。

菊池先生に聞いた話。昨晩韓国人コーチの部屋がノックされ、開けると拳銃を持った男が。。。有り金を渡して事無きを得たらしい。本当か嘘かはわからないが、あっても何らおかしくはないのだろう。韓国人コーチは講道館護身術を体得しておらず、金で解決したらしい、というのは後日談としてどこかのコーチが流したデマである。
シャーとはノックと同時に合言葉を決めた。「カワイ」「タクジ」と・・・
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 02:14 | comments(3) | - |
ケープタウン紀行 その3
入国手続きで日本人である僕は2・30秒で通してもらう。審査官も「Kawasaki.Toyota 」などとふざけている。
ところがパキスタン人のシャーは10分以上かかっている。こういうところで日本って安全な国なんだなと改めて感じる。
携帯の電源を入れると、日本からのメールが。どうやらなんとかエントリーが出来たとの事。家を出て37時間経っていた。


空港からホテルまでは南アフリカ柔道連盟のスタッフが送ってくれたのだが、我々もホテル名を知らされておらず、いくつかのホテルをたらい回しにされ結局チェックインは8時を回っていた。
レストランでバイキングのディナーと生ビール2杯でこの日は床についた。


翌朝、レストランでバイキングの朝食をとり、ホテル内の練習用道場で稽古して、IDカードをもらいに試合会場へ向かった。
初日は男子55キロ、60キロ、女子44キロ、48キロが行われていた。
まず受付の南ア柔道連盟の女性にIDカードをもらいに来たと伝えると、IJFに行けと。昨日のホテルにも南ア柔道連盟のスタッフがいたが、どうも不親切で対応が悪い。無愛想で見下すような態度で接してくる。アパルトヘイトがなくなったとはいえ、年配の白人女性は我々を差別するかのような横柄さだった。
すったもんだでIDカードを手にしてホテルに戻ってゆっくりした。
午後から時間を持て余したのでホテルの周辺を散歩してみた。治安が良くないとの事で一人歩きは危険だと聞いていたが、昼なら大丈夫だろうと出かけた。
ホテルはテーブルマウンテンを背に海の方に向かっている。まずは山側を行ってみた。こじんまりとした住宅街で人はほとんど歩いていない。野良犬が人懐こく足に絡みついて来た。坂を下って海の方へ向かってみた。徐々に人が増えて、気がつくとダウンタウンに出ていた。全員黒人でものすごい目でこちらを見てくる。何人乗っているかわからない程のワゴン車からこちらに向かって何やら叫んでくる輩もいる。これはやばいなと思い、ジャージ上着を脱いで上腕をアピールしてその場を立ち去った。
ホテルに戻る際に小学校をみつけた。校庭で体育の授業をやっていた。敷地の外に悪そうなガキがたむろしている。さすがに小学生なのでビビる事なく近づいてカメラを向けるとポーズをとった。その後、学校から出て来た先生らしき人に叱られ連れ戻されていた。まだ授業中だったのだろう。


二日目の晩飯もバイキング。昨日と一品たりとも変化はなかった。
生ビールを頼むと、えらい剣幕で怒っているおばちゃんが。英語の発音が極端に悪いので何を言っているのか理解に時間がかかったが、どうやら昨日のビールの金を払えと言っているらしい。そう言えば食事代は既に支払われていたためビールの代金を支払い忘れていた。謝って支払い、今日の分を持って来てっもらった。中ジョッキくらいで、25ランド。約250円。飲み逃げ犯人扱いされた二日目の夜だった。

3日目の朝、やはりバイキング。オムレツはその場で焼いてくれるのだが、人だかりのため諦める。
この日は試合会場の練習道場で稽古した。稽古は調整なので打ち込み、スピード打ち込み、サーキット、乱取り、組手の練習、寝技への移行、などなど。これだけのメニューではあるが、シャーの相手を一人でやらなければならないのは結構ツラい。試合当日も含めてあと3日持つだろうかと不安になる。
この日は大会2日目。男子66、73、女子52、57キロ級が行われ日本人選手が金メダルを独占した。
ランチは街に行ってみた。試合会場から10分ほど歩くと繁華街に出た。ハラールOKのチキンの店に入り、4人前程のチキンを平らげた。

| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 02:13 | comments(0) | - |
ケープタウン紀行 その1
11月2日午前8時13分、京成上野発成田空港行きのスカイライナーでこの旅は始まった。
スカイライナーは相変わらず快適で、ほんの45分で空港第二ターミナルに到着した。
今回のフライトはエミレーツ航空による成田11時55分発、ドバイ経由、ケープタウン行きだ。
シャーとの待ち合わせは9時半であったが、少し早く着いた私はエミレーツのチェックインカウンターを探していた。
いくら探してもみつからないので案内所で聞いてみると、なんと21時20分発との事。いきなりパキスタンの洗礼をかまされた。
こうして成田で12時間待つこととなった。

少し遅れてシャーが父親のフセイン・シャー氏と現れた。
ここで、この旅の目的を根幹から揺るがす問題を知ることになる。
パキスタン柔道連盟のスタッフがビザの関係で現地にいかないとの事だ。それは一行に構わないのだが、現地時間11月2日正午までにエントリーを済ませ、14時に抽選が行われるのだが、我々がケープタウン空港に到着するのが17時20分という事であった。すなわちエントリーできずに試合に出られないという事である。
ここから我々日本人スタッフ(安田学園川合先生、鮫島コーチ)との地球の裏側への、当事者不在の壮大なエントリー作戦が始まった。
相変わらずパキスタン柔道連盟のマスードはいい加減で、連絡がつかない。行ってダメでしたならいかない方がいいわけで、当事者がいなければダメなのか、いなくてもなんとかなるのかの確認だけでも取りたいところであった。幸い成田での待ち時間は12時間ある。

息子が心配で仕方が無い、フセイン・シャー氏をなだめ、なんとか京成に乗せて東京に帰らせた。パスポートは先生に預けておけと50回くらい言っていた。


こうなったらジタバタしても仕方が無いので川合先生と鮫島コーチに後は任せ、まずは腹ごしらえ。イスラム教徒で食事の制限があるシャーは、あれはダメ、これはダメ。これは大丈夫と言ったのが寿司屋。まあ、これからしばらく食えないからイイやとカウンターに座った。

それでも10時間ほど時間がある。空港にいてもやる事が無いので、成田市街に出かけてみた。まずは成田山新勝寺。イスラム教徒がお祈りするのはどうかとか細かい事は抜きにして必勝祈願。おみくじは半吉と初めて見るものだった。微妙。。。



それでも時間があるので、映画でもみるかという事で、猿の惑星を。
そして空港に戻りなんとかチェックイン。
この時点ではIJFとはコンタクトできずに、メールとFAXで伝言をしているのみであった。そしてマスードにはいまだ連絡はつかない。
はたしてエントリーできるのか、試合には出られるのか。
最大の不安を抱えたままエミレーツ航空EK319便はドバイに向けて飛び立ったのである。


| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 02:07 | comments(3) | - |
ケープタウン
世界ジュニア選手権会場に無事到着しました。
調整を上手くやって、メダル目指して頑張ります!

色々盛りだくさんなので、帰ってからの「ケープタウン紀行」をお楽しみに!
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 21:39 | comments(0) | - |
世界ジュニア
シャーの引率で世界ジュニア選手権に行ってきます。
南アフリカのケープタウンです。
長旅ですが、頑張ってきます。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 17:10 | comments(0) | - |
全日本形競技大会
昨日は講道館で全日本形競技大会が行われました。
3度目の出場となりマンネリ化しない事を注意して稽古を積んできました。
無事優勝する事ができました。
応援いただいた皆様、ありがとうございました。

| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 09:39 | comments(4) | - |
恩師の還暦祝い
昨日は大宮で大学の恩師である小俣先生の還暦祝いがありました。
懐かしい先輩や後輩と楽しいひと時を過ごしました。





最強コンビ。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 12:03 | comments(0) | - |
佐藤愛子
新しい世界チャンピオンの誕生です。
怪我を克服して見事に頂点に立ちました。

この写真は昨年の世界選手権の報告会での一枚。
この時「次は頑張れ」的なことを言ったのですが、本当にやってくれました。
ロンドンは一人だけしか出られませんので、代表になれるよう頑張ってもらいたいです。
| 高野 賢司(たかの けんじ) | 柔道のこと | 14:30 | comments(2) | - |
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